ちょっと前に「敗北者の編入体験談」シリーズのまとめだけ書いて投稿しましたが、
今回はやっと、各学校ごとの体験談を綴っていこうと思います。
本日の体験談は
時系列を追っていろいろと説明していこうと思います。
もちろん、試験の詳細も説明しますよ?
ちょうど追い込み時期に入っているであろう受験生の参考になれば幸いです。
ちなみに、まとめの記事も書いているのでそちらも一緒にぜひご覧ください!
moyoi-memo.hatenablog.com
出発前
学割の申請をしてみどりの窓口で切符を早めに買いました。
学割の場合はちゃんと窓口に行かないといけませんが、大抵めっちゃ混んでるので、前日までにとっておいた方がいいです。
長野から長岡だと新幹線を使うのももったいないので、ALL在来線で4時間ほどかけて移動することにしました。
時間はかかりますが、めちゃくちゃ安いのでおススメです。
荷造りも欠席の申請もして準備完了です。
そういえば私が行った時は結構天気が荒れていたので、状況に応じて折り畳み傘などを持っておくと便利かもしれませんね
試験前日(6/24金)
さあ、ついに来た出発の時。
友人と一緒に電車に揺られて長岡駅まで向かいます。
車窓からの景色はサイコーで、試験前の良い安らぎになりました。
そして約4時間後に長岡駅に到着。長旅で疲れましたが、元気よく駅の前にある滝で記念撮影をしました。
しかしながら、駅周辺は融雪設備のせいか地面が赤黒く、天気も悪かったので、なんだか物々しい雰囲気でしたね。
記念撮影の後は現地の下見に行きます。
荷物を持ったままだと大変なので、いったん2泊する長岡ターミナルホテルに寄って、ロビーに荷物を置かせてもらいました。
ちなみにホテルは駅のすぐ横にある値段も非常に安いホテルで、
他の受験生ともみられる人もたくさんいました。
朝食を付けるかの押しが非常に強かったですが、フロントも大変親切でした。
荷物を置いて身軽になったところで、いざ下見に出発!学校は駅からまぁまぁ離れたところにあるので、バスに乗って向かいます。
駅周辺の市街地を抜け、橋を渡ってどんどん登って山に入ったらそこが学校って感じのルートで、30分位かかります。
ちなみにバス停の種類も多いので間違えないように気をつけましょう
バスに揺られて30分。やっと長岡技術科学大学に到着!。雨上がりで周辺も結構森なので異常な湿度が第一印象でした。学校自体は結構綺麗でしたが、花壇の壁に死ぬほどナメクジがいました。
校内はセキュリティゲートなどもないので普通に歩き回れます。
敷地は相当広くて1周回るのにも結構時間がかかりました。試験会場の前にはすでに色々な張り紙がされていました。
校内を歩き回って1時間ほど、飽きてきたのでぼちぼち帰ります。バスの本数は多い訳では無いので逃さないように気をつけて下さい。
駅に帰ってきたらまだ夕食も早い時間だったので少し駅を散策し、持ってき忘れていた時計を現地で調達しておきました。
夕食は駅構内のフードコートにあったレストラン。試験前にしっかり食べておきます。
ホテルに戻ったら、風呂に入ってから明日の流れを友人と確認し、最後の勉強をして就寝しました。
試験一日目(6/25土)
朝は早めに起きてちょっと勉強した後、朝食を食べてコンビニで昼飯を買いました。
試験当日はありがたいことに長岡駅からの臨時シャトルバスが運行されます。ただ、受験人数が多いので、バス停は大行列になっていて、朝の日差しがこうこうと照りつける中、まあまあ待つ羽目になりました。
大半は私服で、私も私服の半袖で行きましたが、スーツの人もいて大変そうでした。
学校に着いたら、張り紙に従って受け付けを通って各教室に別れて入ります。
そんな広くない普通の教室で、沢山人がいました。他にも筑波とか東北受けるから滑り止めだわ〜とか話してる人もいましたが、試験会場でそういうこと言わないでもらいたいですね!
ちなみに建物内は楽天モバイルが繋がりませんでした。雑魚
そして始まる筆記試験。私の年は問題が全体的に簡単で、逆に焦りました。詳細は終盤でまとめてお話します。
お昼は教室内で適当に食べます。私は事前にカロリーメイトを買ってきていたので、それを食べて簡単に済ませました。一応購買が開放されていたので、何も無くても何とかなります。
午後の試験を済ませたらさっさとホテルに帰ります。しかし、みんな帰る時間も同じなので学校前のバス停には長蛇の列が形成されていました。
帰ったら駅周辺で夕食。筆記も終わって残すとこ面接だけなので、ガッツリ生物を頂きました。やっぱり海あり県の海産物はうまいですね。
その後も明日の流れを友人と確認した後に就寝しました。
試験2日目(6/26日)
2日目もしっかり朝食をとって学校に向かいます。
さすがにみんなスーツでしたが、中にはやべえ私服の人もいてビビりました。
ジャケットは暑いのでホテルに置いてきました。まあジャケット着てないくらいで落ちるようなことはないと思います。
面接の順番は受付前に紙が貼ってあったので、それに従います。一人ピッタリ5分の過密スケジュールです。
ほとんどの人が午前中に終わり、私の場合は10時過ぎには終了しました。面接内容は例によって最後に。
後は帰るだけ。清々しい気分でゆったり電車に揺られて帰りました。
中々楽しい長岡旅行でした(おっと?)
筆記試験
国語
大体過去問通りでした。
対策は過去問をあるだけやるといった感じでしたが、漢字が苦手で全然ダメでした。その他はそこまで難しい訳ではありませんでした。漢文が出るのは相変わらずですね。
英語
英語は例年よりすこし簡単だったかも知れません。TOEIC500点未満の私でも結構解けました。対策はTOEICの勉強と過去問あるだけです。
志望課程別科目
電気工学、電子工学、情報工学を選択しました。内容は例年とはだいぶ違って基礎問題が大量で、発展問題を中心に基礎を厳かにしていた私に大ダメージな問題ばかりでした。
面接
聞かれた内容はざっと以下の通りです
・志望理由
・データ改ざん
・ロボコンの担当はなんだったか
・国際的な活動はなにかしたいか
面接官は確か2人、5分の非常に短い面接でした。志望理由のあとに「少し趣旨の違う質問ですが」の前置きがあり、研究室のメンバーが実験データを改ざんしていたらどうするかを聞かれました。
それと、推薦状にロボコンについて書いていたのでその点と、TOEICの点数が低い(420)が国際的な活動に興味があるか聞かれました。
勉強方法
落ちた奴の勉強方法なんて参考になるんか?と思いますが、一応書いておきます。
数学
数学は「編入学のための問題集」と過去問をひたすら解く方式でやっていました。
まあ基礎問題が大量だったので大外れといったところでしょうか。
ちなみに、私はやっていませんでしたが友人は徹底研究をやっていましたね。
両方やっておけば完璧です(多分)
過去問は
・学校のサイトから落としてきたもの
・問題集から抜き取ったもの
・長岡高専の教授と思われる方が作成された過去10年分の過去問とその解答
を中心にやっていました。最後の項目についてはネットで公開されているのを見かけないので、過去の受験生に持っていないか聞かなきゃ手に入らない可能性が高いです。
専門
専門は電気系なので電磁気、電気回路・制御工学、論理回路・情報工学って感じです。
3つの大問から2問選択する方式なので、私の場合は電磁気と電気回路・制御工学を中心に勉強しました。
電磁気はマセマの奴、話し方がなんかうざいですが大変分かりやすかったです。
受験にはあまり活かせませんでしたが、基礎から理解できたのでその後の成績が伸びました(今更)
電気回路は先生おススメの詳解電気回路演習です。古い本ですがマジ詳解なので分かりやすいです。
制御は普通に学校の教科書で済ませました。
英語
英語はTOEIC一択です。
私は500点にも満たないクソ雑魚ですが、そんな私でもある程度すらすら解けるくらいにはイージーです。
どっかの別の技科大とは違って、英語が全角になっていないので読みやすいですしね。
TOEICの勉強方法は死ぬほどネットに書いてあるので特に言及しません。
国語
国語はまあ過去問やっとけば大丈夫です。
漢字はどうもならないので、毎年出ている漢文とかは別でちょこっと対策しておきました。
以上おわり!