もよいめも

不定期更新ものづくりブログ

なんとか書き込め!ESP-IDF

正しい方法かどうかは別として、

とりあえずWindowsからESPIDFを使用して、サンプルプログラムをESP32になんとか書き込む方法をメモっておきます。

1.docker desktopをインストール!

ともかくインストールしてください。

2.VScodeにESP-IDF拡張機能をインストール

ESP-IDFの拡張機能

本来であればこれだけでコンパイルから書き込みまで完結するんでしょうが、なんかうまくいかなかったのでサンプルプログラムをとってくるだけのために使用します。

Show exampleをクリック
Use ESP-IDFをクリックし、その後お好きなexampleをクリック
右の青いボタンをクリックした後、お好きな保存先を選択して作成
新しくウィンドウが開いたら、Ctrl+Shift+Pを押して「rebuild」と入力、画像のヤツをクリック
mainディレクトリ内のCMakiList.txtを見ると、欲しがっていそうなファイルのパスが書いてあるが、明らかに間違っている
docker desktopでコンテナ内部の構造を確認できる

今回であれば以下のパスに変更
ちなみに../はディレクトリを戻るって意味。しってて常識みたいな顔で存在してるのが気に入らない

idf_component_register(
    SRC_DIRS  "." "../../../opt/esp/idf/examples/zigbee/common/zcl_utility/src"
    INCLUDE_DIRS "." "../../../opt/esp/idf/examples/zigbee/common/zcl_utility//include"
)
マイコンの種類を選択してスパナマークでビルド

3.ESPToolのダウンロード

github.com

現状ではesptool-v4.8.1-win64.zipをダウンロードして解凍。

適当にコマンドプロンプトを起動
解凍したフォルダに入ってる「esp_rfc2217_server.exe」をコマンドプロンプト上にドラッグ&ドロップ

あらかじめマイコンがつながっているCOM番号を把握しておくこと。今回はCOM7だった。

後ろにスペースと、「-v -p 4000 COM7」をつけてEnter
Open ESP-IDF terminalをクリック
idf.py --port 'rfc2217://host.docker.internal:4000?ign_set_control' flash

と記入して実行

実行するとこんな感じで下につらつら続く

少し待ってると書き込みが開始される。
なぜか一発目は失敗した。

は~めんどくせ~~!
絶対いらんことしてるけどとりあえずいっか!

以上!

デジタルマイクロスコープ買ってみた

は~い、どうもご無沙汰しております。

最近は何かを作るというより直したりする方が多いのですが、
やはり肉眼では限界がありまして、こんなおもちゃを買って場をしのいでいました。
しかしまぁそれなりなので全然使い物にならず...

今となってはもうおもちゃ

ということで、ついに我らがアリエクで購入しました。
本当は使い慣れた双眼実体顕微鏡が欲しかったですが、アイツ中古でも超高いので断念。
よく見るデジタルタイプで妥協しました。
いくつか類似品を比較しましたが、2Mピクセルのモノが多い中、4Mのセンサーを搭載しているらしいのでこいつにしました。
画面サイズも10インチとかありましたが、そんなにいらんので7インチで妥協。

ちなみに買値はクーポンを駆使して18500円くらいでした。

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敗北者の編入体験談2022「福井大学大学工学部編」

紳士淑女の皆様こんにちは
雪も積もりつつある今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか?
わたくしは先日インフルエンザに感染し、貴重な有休を消費してしまいましたので、皆様も健康には十分お気を付けください。

さて

本記事は長野高専アドベントカレンダー
22日目の記事として投稿させていただきました。

とわいえ、おそらく多分きっと関係者以外にもご覧いただく機会があると思いますので、どーでも良い私の自己紹介は最後に付けときます。

そういえば去年書いた自動カーテンは未だに手をつけていませんね(笑)
締め切りがないタスクは引き伸ばせるだけ引き伸ばして、いつの間にか空中分解するのがいつもの流れですが
珍しく、この「敗北者の編入体験談シリーズ」は
合格していたらそろそろ卒業だったであろう今更、ついに終わりを迎えます。

試験は振り返りまでがセットと言われますが、これで私もやっと受験からの「卒業」できるということです。

ということで、敗北者の編入体験談2022「福井大学大学工学部編」最終記事をお楽しみください。

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秋月のラベルシールをきれいに剥がす

界隈の人間あるあるに

「秋月のチャック袋が溜る」

がありますが、いざ消費しようとすると

袋右上に鎮座する、親の顔より見たラベルシールが目に入ります。

まあ別にあってもいいんですけど、時間が経つとくすんでくるし、中に入れるものとは全く関係ないので無いに越したことはないわけです

 

ということで、頑張って剥がそうとするのですが、これが難しい...

 

順調だと思っていたら剥がれ始める裏面、

大量に残留するノリ

挙句の果てには初っ端のカドすら上手くいかない始末。

 

ということで、どうにかラベルシール剥がし成功率を上げられないかと色々試した結果、なかなか良い方法が見つかったので共有させていただきます。

 

 用意するもの

・ラベルシールがついた秋月の袋

エタノールIPA

・50℃程度まで温まるホットプレート等

 

手順

ラベルシールにエタノールIPAを数滴垂らし

指などで力をかけながら押し広げます。

このときしっかり指で擦って馴染ませると成功率がグンと上がります。


f:id:moyoi:20240718123002j:image

 

続いて、ラベル面を下にしてホットプレートで加熱します。

おもりを乗せて、全体が温まってから10秒程度で引き上げても上手く行きますが、念の為1分くらい放置しておきます。

 


f:id:moyoi:20240718123025j:image

 

最後にラベルシールに染み込んだエタノールIPAを少し放置してしっかり乾かします。

 

 

さて、処理が終わった袋からラベルを剥がそうとしてみると、明らかにノリの粘着力が弱くなっているのを感じられるハズです。

 

https://x.com/yabanui/status/1813707061743714361?t=I43hX7TLoQEbNqmJaVNTbw&s=19

 

ちなみに、かなり時間が経っていたり、保存状態が悪かったりすると、エタノールが中心まで染み渡らず若干ノリが残ってしまいました。

 

←状態の悪いラベルシール   新鮮なラベルシール→

 

ラベルを剥がすのは新鮮なうちが良さそうですね

 

皆様もぜひお試しあれ!

 

 

 

Autodesk Fusionで基板設計!「部品ライブラリの作り方➁~不定形1~」

前回に引き続き、Autodesk Fusionで基板設計時に使用するライブラリの制作手順について説明していきます。

今回はマイコンやモジュールなど、規格化されていない部品に応用できる方法をご紹介していくわけですが、
パッドの配置やシルクの配置、3Dモデルの準備などなど、前回に比べて作業量が数倍に跳ね上がります...
さあ、頑張っていきましょう!

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Autodesk Fusionで基板設計!「部品ライブラリの作り方①~規格サイズ部品~」

以前Fusion360の電子部品ライブラリ作成方法をまとめてから早くももう2年。
名前もFusion360からAutodesk Fusionに変わってるし、地味に日本語化が進んで表記が変わってたりするし、
私自身もより適切な使い方が分かってきたので、ここらで改めて部品ライブラリの作り方をまとめ直すことにしました。

Fusionでの基板設計に関する情報は、ネットで調べても全然出てこないので、少しでもお役に立てれば幸いです。

余談ですが、「Fusion360」の「360」はスリーシクスティーと読むのが正解とのことです。

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【Arduino】Raspberry Pi Picoと圧電ブザーだけで好き放題しゃべらせる(スピーカーでも)

どうも、そういえば先日愛車が事故で廃車になったんですけど、
日々マイコンで色々作っていると、圧電ブザーを使う機会が良くありますよね(???)

愛車のヘッドライトつけっぱなしでドア開けた時になる警告音も圧電ブザーだったのかなぁ...

まあそんなことはおいといて、
ブザーは大変高インピーダンスであるため、アンプ不要で直接マイコンから駆動できる上に消費電力も極めて少ない、非常に優秀な部品ではありますが、
出せる音といったら単音だけなイメージ

実際のところ、ブザーで音楽や声を流すことはできるのか?
今回は、そんなことを試してみましたのでご紹介いたします。

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普通に使える!2千円台のType-C動作ホットプレート買ってみた

最近Twitterで話題になっていた2000円台で買えるTypeCで動くホットプレート。
MHP30というTypeCで動く小型ホットプレートもありますが、安くても7千円越えなのでちょっとなぁ... と。

そんなときに突如として現れた激安ホットプレート。
これは買うしかない!ということで、私も密かに購入していました。

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Arduino IDEのコンパイル遅すぎだろ!!!

私史上初めてマイコンであるArduinoに出会ってから早や7年程…
本格的なものを作ろうとすると不便なことも多いですが、そんなに大したものも作らないので
いまだにArduino IDEをメインの開発環境の一つとして使用しています。

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敗北者の編入体験談2022「三重大学工学部編」

敗北者の編入体験談の第2弾!
今回綴っていくのは

三重大学工学部・電気電子情報工学課程!!

前回の長岡技科大もそうでしたが、今回も体験談と言うより旅行談寄りな気がします…
まあそんなことはどうであれ、少しでも誰かの参考になれば幸いです!

前回の記事と、全落ちしたくない人向けの記事もぜひご覧ください
moyoi-memo.hatenablog.com
moyoi-memo.hatenablog.com

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敗北者の編入体験談2022「長岡技術科学大学編」

ちょっと前に「敗北者の編入体験談」シリーズのまとめだけ書いて投稿しましたが、
今回はやっと、各学校ごとの体験談を綴っていこうと思います。
本日の体験談は

長岡技術科学大学・電気電子情報工学課程!

時系列を追っていろいろと説明していこうと思います。
もちろん、試験の詳細も説明しますよ?

ちょうど追い込み時期に入っているであろう受験生の参考になれば幸いです。

ちなみに、まとめの記事も書いているのでそちらも一緒にぜひご覧ください!
moyoi-memo.hatenablog.com

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編入全落ちする奴の特徴5選!! ~敗北者の編入体験談2022まとめ~

どうも皆さま。

業式までに書くとか言っときながら、学校に提出する報告書を書くだけでギブアップして、本記事を書いているのは後日となってしまいました。はぁ…

そもそも春休みも後半戦の今頃体験記を書いていること自体、懐疑的にならざるを得ません。
こうなってしまったのも、己の自己管理能力の著しい欠如の賜物…
ということで、同じ悲劇を生まないためにも、編入試験に全落ちした私が提案する、編入全落ちする奴の特徴5選を紹介していこうと思います。
終盤では編入試験の総合的な感想や費用についても書いたので、ぜひ最後まで見て行ってください。

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長野高専ロボコン部の裏話 おまけもあるよ

本記事は長野高専アドベントカレンダーの22日目の記事です。
qiita.com
21日の記事はK_White氏による就活関連の記事でした。4年生は必読ですね。

ちなみに私の進路選択に関してはいつか記事を上げるのでお待ちください…

溜まりに溜まった下書きたち

流石に今年中に上げたいなぁ、めっちゃ見たいって方がいたらスターでも押してください。もしかしたらやる気出るかもしれません。

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【Arduino】RTC(DS3231)を使ってみた 〜2022年令和最新版〜

5分で作ったクソださアイキャッチ

はるか昔、RTCを使ってみた記事を書きました。↓
moyoi-memo.hatenablog.com

それからもう4年。どうやらライブラリもアップデートされ、そのままでは使えなくなってしまったとの報告をうけましたので、今回は改めてDS3231をArduinoで使っていこうと思います!

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